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概要

エコジン10・11月号

時間目環境ラベルは、国際標準化機構(ISO)の規定により、「タイプⅠ」「タイプⅡ」「タイプⅢ」の3つのタイプに分類されます。タイプⅠは、環境保全に役立つ製品を、第三者が一定の基準に基づいて認定するもの(第三者認証)。タイプⅡは、メーカーや輸入・販売業者などが、製品の環境性能に関する基準を自ら定め、その基準に適合していることを宣言するもの(自己宣言)。タイプⅢは、企業などが製品やサービスのライフサイクル全体の環境負荷を定量的に算出し、データのみを表示するもの(環境情報表示)で、表示された環境情報をいかに読み取るかは、商品を選ぶ人が判断することになります。タイプⅠ第三者認証による環境ラベルタイプⅡ事業者等の自己宣言による環境主張タイプⅢ製品のライフサイクルにおける環境負荷の定量的データの表示エコマークPCグリーンラベルエコリーフマーク時間目エコマークは、公益財団法人日本環境協会が実施している、日本で唯一の「タイプⅠ」ラベルです。さまざまな商品(製品およびサービス)の中で、生産から廃棄までを通じて環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられています。このマークを活用して、私たち消費者が環境を意識した商品選択を行うと同時に、関係企業が環境改善努力を進めることにより、持続可能な社会の形成を図っていくことを目的としています。最近では、“モノ”だけでなく“サービス”分野のエコマークも拡大しています。エコマーク認定のスーパーマーケットやカーシェアリング、ホテルなどもあり、生活のあらゆるシーンに密着した環境ラベルとなっています。17