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概要

エコジン10・11月号

M E M B E RM E M B E R環境活動に自発的に取り組むように被災地に苗を届けたい小学生の頃は、正直、あまり積極的に環境活動に取り組むことはありませんでしたが、中学に入学して「こどもエコクラブ」の一員となってからは、意欲的に活動できるようになりました。「こつこつ運動」では、学年が上がるにつれて、自発的にごみ拾いをしてくれ半澤尚奈さん(3年生)る仲間たちが増えてきたのでうれしく思っています。今後は、後輩たちにこうした活動を引き継いでいきながら、高校に進学してからも自分のできる環境活動を続けていけたらと思っています。私たちが1年生のときから「どんぐりプロジェクト」に参加しています。これは、生徒が中心となって、東日本大震災の被災地周辺でとれた種子を苗木になるまで育てることで、被災地の生態系に配慮した緑化に貢献する活動です。私は、この活動をきっかけに、植物を育てる伊藤彩乃さん(3年生)ことの楽しさに気づきました。苗はぐんぐん成長していて、被災地に戻す日までに、どのくらい成長するか楽しみです。将来、自分たちが育てた木の成長を見に行きたいと思います。「こどもエコクラブ」とは、幼児(3歳)から高校生までなら誰でも参加できる、環境活動のクラブです。2014年9月1日現在、全国で1,991のクラブが登録され、メンバーは9万6,149人。釧路湿原の水辺環境と生態系を守るための、特定外来生物ウチダザリガニの調査・(北海道・こどもエコクラブくしろ)や、砂浜のごみ拾いを行い、ごみが海洋生物に与える悪影響について調べる活動(沖縄県・もとぶ元気村こどもエコクラブ)など、日本全国でさまざまな活動が行われています。こどもエコクラブでは、現在、メンバーを募集しています。詳しくはホームページをご覧ください。Informationこどもエコクラブ全国事務局公益財団法人日本環境協会TEL:03-56 4 3-6251/FA X:03-56 4 3-6250ht tp://w w w.j-ecoclub.jp/11