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概要

エコジン08・09月号

特集:エコなまちづくり千代田区エコ施設G U I D E千代田区には環境について学んだり、話し合ったり、親しむための施設がたくさんあります。ここでは、区全体でエコなまちづくりを進める上で大きな役割を担う施設などを紹介します。エコッツェリア大丸有を起点に、世界の環境を考える日本有数のビジネス街、「大丸有」エリアだからこそできる「エコロジーとエコノミーの共存」をめざし、地権者や企業らがパートナーシップを結んで環境先進都市計画を推し進めながら、約23万人にものぼる就業者を中心にエコ意識の醸成を図る場として「エコッツェリア」は誕生した。「このエリアには約4200もの企業が集積し、84の一部上場企業が本社を置いています。日本を牽引する企業が肩を並べるように立つこのエリアで、環境に関する共通意識を持つことは非常に大きな意味を持つと思います」と、同施設を提供した三菱地所の環境・CSR推進部竹内和也副長は言う。サロンゾーン(大会議室)。写真では「環境共生型都市」について学び、考える交流会が行われているが、その他セミナーや講演などにも活用される。エコッツェリアでは、まちの人たちをつなぐ「打ち水プロジェクト」などの参加型イベントや、就業時間前の平日朝の丸の内をキャンパスに見立て、環境をはじめとする多くのテーマを学ぶことができる「丸の内朝大学」、大丸有発の、社会課題解決型のCSVビジネス創発の場となる登録制オープンスペース「3×3LABO」などを運営。産官学民で協力しながら、環境に配慮したサスティナブルな都市づくりを進めていく。所在地:千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング1008区U R L:http://www.ecozzeria.jp丸の内さえずり館自然に親しみ、自然と人とをつなぐ「自然保護・環境保全」をテーマに、展示やセミナー、フィールドイベント等を開催している施設。環境NPOやNGOと連携した取り組みを行うことも多く、“環境”をキーワードとして約8 0の団体とのネットワークを有し、そうした団体同士をつなぐ場ともなっている。「開館当初は、民間企業と環境団体とが連携する初めての試みだったと思います」と三菱地所株式会館内は展示スペースになっており、企画展に関連したイベントやセミナーも開催され、「天文編」「緑の地球編」「生きもの編」など豊富なテーマが扱われている。社環境・CSR推進部の深須布美子館長。皇居の緑やお濠など、都会の中の自然が至近距離にある絶好のポジションで、自然について知り、学び、楽しむ場を設けることで、環境について構えず、気軽にアプローチできる機会を提供し続けている。所在地:千代田区有楽町1-12-1新有楽町ビル1FU R L:http://www.m-nature.info09