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概要

エコジン08・09月号

エコに取り組む企業にフォーカス!環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。マングローブ植林事業保険会社ならではのスケールの大きな環境活動「マングローブ植林事業を100年間続ける」ことを宣言し、2014年3月末までに9カ国(インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、ベトナム、インド、バングラデシュ、フィジー)で8 , 4 0 5ヘクタールの植林を実施。これは東京ドーム約1,798個分の面積に相当し、年間約9万8,000トンのCO2を吸収しているという。2013年度には、この取り組みにより、「平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(国際貢献部門)」を受賞した。自動車保険や火災保険などの保険契約時に、契約者に届けられる「ご契約のしおり(約款)」などの冊子・書類は、膨大な量にのぼる。東京海上日動火災保険株式会社では2009年度から、約款等をウェブで見られる仕組み(Web約款)を開発。さらに、契約者がWeb約款を選択することによる紙資源使用量削減額の一部を、環境保護活動を行うNPO等へ寄付することを通じ、マングローブ植林をはじめとした国内外の環境保護活動をサポートする「Green Gift」プロジェクトを実施している。このユニークな取り組みについて、同社経営企画部CSR室の嶋本祥之課長はこう語る。「マングローブの植林活動は、創業120周年記念事業の一環として『環境を守り、長く続けられることを』という社員の声がきっかけで1999年に始まりました。マングローブ植林の経験を活かし、2009年度から『お客様とともに環境保護活動を行う』ことをコンセプトに、「Green Gift」プロジェク22