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概要

エコジン06・07月号

エコに取り組む地域にフォーカス!神奈川県北西部に位置する森と湖のまち。人口は約1万人。戦後、疎開画家が移り住んだことから、その後“ 芸術のまち”として町おこしを行ってきました。自然と暮らしに関わる市民団体の活動が盛んで、自然志向の移住者が多いのも特徴。 2011年の東日本大震災をきっかけに、「電力を自分たちの手に取り戻そう」という思いから設立されたワーキンググループ。自然の中や里山にある資源を利用して、自立分散型のエネルギーシステムをつくることを目指す。簡易な太陽光発電装置を自分で組み立てるワークショップを開催したり、祭りやイベントへの再生可能エネルギーによる電力供給を中心に活動している。さらに、太陽光発電による電動バイク充電ステーションの設置・運用、地域の川を利用した小規模水力発電設備の設置など、さまざまなプロジェクトが進行中。地域でつくるみんなのエネルギー 藤野電力環境問題への関心の高まりとともに、日本の各地でも地域を主体とした環境配慮型の社会づくりが行われています。ここでは地域主導モデルとして期待される、全国の先進的な取り組みを紹介します。再エネ多様性里山低炭素3Rアクセス:JR 中央線 藤野駅/中央自動車道路相模湖I C から国道20 号→国道76 号など神奈川県相模原市藤野地区ハッケン!藤野電力の発電システムは、廃棄されていたソーラーパネルを再利用した手作りのもの。毎年開催の“ひかり祭り”は、100%自然エネルギーでの運営を目指している。相模湾 藤野神奈川県写真/石原敦志 文/梅澤聡相模原市26