ブックタイトルエコジン０６・０７月号

概要

エコジン０６・０７月号

22 エコに取り組む企業にフォーカス！環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。　東日本大震災では大手建設会社や地元企業とともに、大量の災害廃棄物処理に協力。地震と津波によってあらゆるものが破壊され、山積みにされた光景を目のあたりにしたCSR推進部部長の西原礼さんは、当初、息をのんだという。　「災害廃棄物は私たちが普段扱っている建設系　建設現場では木材やコンクリートなど、さまざまな廃棄物が混ざった「建設系混合廃棄物」が発生する。株式会社タケエイとそのグループ企業は、そんな廃棄物の収集運搬からリサイクル・最終処分まで一貫した処理事業を、主に首都圏で展開してきた。東日本大震災における災害廃棄物処理大手建設会社、地元建設会社等と協力し、タケエイグループとして岩手県(大槌町、釜石市)、宮城県(亘理町)、福島県(楢葉町)、千葉県(旭市ほか)、東京都（災害廃棄物広域処理の一環）で、東日本大震災の災害廃棄物処理事業に取り組んだ。建設系混合廃棄物処理の経験とノウハウを活用し、各地で災害廃棄物の選別と破砕処理業務等を担った。株式会社タケエイバイオマス発電も手がける「総合環境企業」へ