ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

エコジン06・07月号

であることが最大の特徴なんです」。こう語るのは、横浜市温暖化対策統括本部の寺井宏治さん。 現在、横浜中心部をメインに約60カ所の貸渡返却場所(チョイモビヨコハマでは「ステーション」と呼ぶ)が設置されており、料金は1分あたり20円の時間制。通常のレンタカーやカーシェアリングでは、出かけた先で駐車場探しが必要となるが、チョイモビならば目的地近くのステーションで返却できるため駐車料金がかからず、リーズナブルな“移動の足”として使うことができる。もちろん電気自動車なの 横浜・山手の旧外国人居留地。ノスタルジックな洋館が軒を連ねる一角を、ユニークなスタイルの車両が軽快に駆け抜けていく。じつはこのクルマ、横浜市で実施されているカーシェアリングサービス「チョイモビ ヨコハマ」の超小型電気自動車だ。 「このサービスは、横浜市と日産自動車が『低炭素交通の推進』『都市生活・移動のクオリティアップ』『横浜観光の振興』を目的に、昨年10月から行っている1年間の実証プロジェクトです。借りた場所だけでなく、目的地でも返却できる“ワンウェイ型”まずはスマートフォンやPC で会員サイトにアクセスし、最寄りのステーションの空車状況を確認。使用車両と降車ステーションを選択して「チェックイン」をクリックすれば利用登録完了。移動の途中で「返却場所を変更したい」と思ったときは、降車ステーション変更機能を使えば、急な予定変更にも対応してくれる。ステーションは、横浜駅周辺、みなとみらい、馬車道、元町・中華街、三溪園など、主要エリアに約60カ所設置。写真は、山手234 番館。人気観光スポットである山手の西洋館の敷地内にステーションがあるのも特徴的だ。Check-inStationチョイモビ ヨコハマさまざまな“知恵”をシェアして低炭素社会を実現する「Fun to Share」。横浜市では官民の技術・アイデアをシェアして、新たなカーシェアリングの取組がスタートしています。Case StudyFun to Share10