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概要

エコジン04・05月号

特集:国立公園を知ろう!けらま最新の国立公園を知ろう!慶良間諸島国立公園今年3月5日の通称「サンゴの日」に、沖縄県にある慶良間諸島が日本で31番目となる国立公園に指定されました。新規の指定は1987年の北海道・釧路湿原以来27年ぶりのこと。大小の島と海とが織りなす景観と、多くのダイバーを魅了してやまない多数のサンゴがみられる透明度の高い海や、ザトウクジラやウミガメが訪れる多様な生態系があることなどが高く評価されたものです。文/柳澤美帆さまざまな命が輝く自然を、次の世代へ座間味村渡嘉敷村公園面積:陸域3,520ha、海域90,475ha(うち海域公園地区8,290ha)含まれる都道府県:沖縄県(渡嘉敷村、座間味村の2村)“ケラマブルー”と称えられる青く澄んだ海に囲まれた慶良間諸島は、沖縄本島・那覇市の西方40キロメートルほどのところにある大小30余りの島々の総称だ。高速船であれば那覇から35分~1時間程度と比較的気軽に行くことができる。慶良間諸島の最大の魅力は、やはり海の美しさだ。「薄い青から濃いブルーへと変わっていくグラデーションはため息が出るほど」と話すのは、那覇自然環境事務所慶良間担当の櫻又涼子さん。日本で見られるサンゴの約60%、248種が08