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概要

エコジン04・05月号

室内を快適に保つには?エアコンの使い方にも一工夫エアコンをつける前に、窓を開けて空気を入れ替え、室内にこもった熱気を外に出すと、早く室温を下げることができます。冷たい風は下に流れやすい性質があるため、エアコンの送風口は上向きにし、加えて低い位置から上に向けて風がいくように扇風機を置いて、空気の対流で冷気を循環させると効果的。またエアコンの室外機は熱交換で室内を冷やしているため、温まりすぎると稼働効率が落ちてしまいます。吹き出し口の前は風通しを良くし、すだれや日よけパネルで直射日光を防ぐ、日影に置くなどの対策をして、熱を排出しやすくしましょう。日射を遮り、遮熱しよう遮熱生地が使われたカーテンやブラインドで、昼間の強い日射熱をカット。室内の温度上昇を抑えましょう。特にホワイトやベージュ等の淡色系は、日光を反射させ、熱を吸収しにくいので、遮熱性能が高くなります。また春は、暑くなる時期に向けて「グリーンカーテン」になるツル植物を植えるのに最適な時期。ネットなどにはわせた植物の葉で日陰をつくることで、日射熱や地面・壁などからの放射熱を防ぐことができ、都市部では、ヒートアイランド現象の緩和にもつながります。暑さに負けないライフスタイルを教えて!気候の特性に合わせてエコな暮らしを雨水タンクにたまった水を、打ち水やガーデニングに利用することで、気温上昇を抑え、さらに節水にもつながります。自治体によっては雨水タンクの設置に補助が出る場合もあるので確認を。また気温の低い午前中から活動する、日中は家族で一つの部屋に集まったり、家のエアコンを止めて図書館や美術館などの公共施設や自然の多い涼しい場所などで過ごしたりし、涼しい場所をみんなでシェアする「クールシェア」で涼をとるなど、ライフスタイルにちょっとした工夫をプラスすることでも、暑さと上手に共存できます。33