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概要

エコジン04・05月号

エコ・ファースト制度の詳しい情報はhttp://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/出発経路航空路到着経路進入航空保安無線施設CO2削減を可能にする飛行法「RNAV航法」滑走路従来の経路RNAV航法の経路航空保安無線施設滑走路航空保安無線施設エコ航法とも呼ばれる「RNAV航法」を2002年から導入。「RNAV航法」とは、衛星機器などを活用し、自機の位置を算出して任意の径路を飛行する航法のこと。地上からの電波信号を便りに飛行する従来の径路に比べて、距離や時間が短縮されて燃料節減やC O 2排出量の削減になるほか、空港周辺施設の騒音低減も実現する。使って運航しました。この目標を実現したことで、日本ではまだ認知度の低い航空機のバイオ燃料をアピールするための大きな1歩になったと自信を持っています」と話す総務・CSR部の大竹英雄さん。機体や燃料に加え、CO2削減に効果的な航法にも力を入れている。例えば2002年から、衛星機器などを用いて自機の位置を確認しながら飛行する「RNAV航法(広域航法)」を導入。「従来は、地上からの電波信号を受け取って飛行していましたが、この航法を導入したことで、任意の地点を結んだ径路を飛行できるようになりました。結果的に、飛行時間や距離の短縮によって航空機の運航効率が向上し、CO2削減を可能にしています」。また降下の際にも、従来のように降下開始地点から段階的に降下と水平飛行を繰り返すことなく、最小のエンジン出力で降下する「省エネ降下方式」を採用しているほか、エンジン洗浄による燃費向上、備品の予備搭載数の見直しなど、小さなCO2削減活動も地道に行っている。「一つひとつは小さな取り組みでも、弊社が1年に運航する飛行機は約36万便ということを考えれば、日々の積み重ねの意義を感じます」目指すは、“世界の環境リーディング・エアライン”。そんな高い志が、同社の環境活動を支えている。我が社の約束新機材の導入促進などにより、地球温暖化の防止に向けて積極的に取り組みます。環境保全と被災地支援に寄与2004年から日本各地の空港近辺で森づくりを行ってきた同社では、2012年から「ANAこころの森」と称して、宮城県南三陸町で森づくりを開始している。この森で採れた間伐材を使用し地元で加工されたグッズを購入すると、一部金額がカーボン・オフセットプログラムへ寄附される仕組みを導入するなど、被災地での雇用創出にも貢献している。資源循環型社会の実現に貢献します。「人と地球を考える」をテーマに、「地球環境を大切にする心の輪」を多くの人に広げます。http://www.eco1st.jp/company.html?id=19文/宇治有美子25