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概要

エコジン04・05月号

特集:国立公園を知ろう!国立公園の仕事を知ろう!国立公園を支える仕組み環境省では、国立公園の管理などのため、全国に7の地方環境事務所を中心としてその他98の出先機関を設置しており、数多くの人たちが、国立公園に関する多様な業務に取り組んでいます。[国立公園で働く人]自然保護官(レンジャー)国立公園の現場で働く環境省の職員です。自然公園法に基づく手続きを扱うほか、公園の保護・利用に関する計画づくり、公園のパトロール、自然環境の調査、公園を利用してもらうための情報提供や施設の整備などをしています。アクティブ・レンジャーレンジャーを補佐し、公園内のパトロール、調査、自然解説や地域のパークボランティアとの連絡調整などを行う環境省の非常勤職です。平成17年より導入。自然公園指導員国立公園を訪れる人に、公園利用の際の遵守事項、マナー、事故防止等の必要な助言や指導を行ったり、公園内の必要な情報収集と公園管理者への情報提供等を実施しています。その他、各国立公園ごとに登録し、個人のできる範囲で活動するパークボランティア、ボランティア活動では難しい特別な知識や専門的技術を必要とする業務を行うグリーンワーカー事業など、多くの人が力を合わせ、国立公園を支えています。[国立公園の仕事]公園計画づくりに関する業務利用のための施設整備と管理運営自然保護業務と自然環境再生の推進国立公園では、自然環境の保護のための範囲指定と規制の強弱の区分け、利用のための施設の設置などの公園計画を定めています。公園計画は、自然環境の変化などにあわせ、定期的な見直しも実施しています。国立公園を訪れた人が安全に、快適に自然とふれあいながら、自然への理解を深めることができるよう、ビジターセンターなどの施設の設置、歩道やトイレの整備、各施設の管理運営を行っています。自治体やN P O、地域住民の方々などと協力して、現在ある自然環境や動植物の保護、過去に損なわれた自然環境を積極的に取り戻していくための自然再生事業を実施、推進しています。▲ビジターセンターの設置▲登山道の補修作業▲傷病鳥獣の保護14