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概要

エコジン02・03月号

1松島を一望するおおたかもりイチオシの場所・大高森松島の類まれなる景色を4つの角度から見渡すことができる「松島四大観」のひとつ。登山口から15分ほど登れば、もうそこは山頂。島々が湾内に点在する様子がつぶさにわかり、天候が良ければ、遠くに栗駒山の姿を臨むこともできる。青森県八戸市蕪島から、福島県相馬市松川浦まで東北地方の太平洋沿岸に「みちのく潮風トレイル」が誕生する予定です。本コーナーでは、その魅力を熟知したガイドがコースをご案内します。トレイルを歩く旅を楽しみ、東北の復興につなげましょう![第5回]2はるか昔からしおがま人々を見守ってきた鹽竈神社石巻市日和山名取市閖上創建年代が明らかでないほど古くからこの地にあり、陸奥国の一之宮として崇敬を集めてきた神社。伊達家との関わりも深く、歴代の藩主が大神主として祭事を司った。丘の上に建つため、塩竈のまちから牡鹿半島まで見渡せる眺望の良さを誇る場所でもある。四季折々に咲く花々もみごと。ココ!八戸市蕪島相馬市松川浦「北からトレイルを辿ってきたとき、ここはホッと肩の力が抜けるようなエリアではないかと思います」と、案内してくれた自然保護官の遠矢さん。美しいけれど同時に厳しくもある三陸の自然もここでいち段落、松島湾や仙台平野の穏やかな景色に癒されるという。湾内に浮かぶ島々を、まるで神の目で見下ろすかのような気持ちになる奥松島・大高森からの景色は必見。また仙台市の沿岸部は、国指定の鳥獣保護区にもなっており、水鳥たちが集まる様子を観察することもできる。20