ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

エコジン10・11月号

EcoFirst Company Fileこれら電動化技術への再生可能エネルギーの利用が必要であるという認識に基づき、2010年に『日産リーフ』を発売しました。『NGP2016』では、アライアンスパートナーであるルノー社とともに、ゼロ・エミッションリーダーとなることを目指しています」また、「新たに採掘する天然資源の最小化」では、2016年度までに新車1台あたりの再生材利用率を25%まで高めることを目標としている。「たとえば使用済み自動車を、品質や純度を維持しながら再度クルマ用の部品材料として再生させる“クローズド・ループ・リサイクル”に取り組んでいます。そのために、ビジネスパートナーと連携し、鋼板やアルミ板、アルミホイール、樹脂などの回収・再生利用を進めています」こうした環境への取り組みが評価され、今年1月に日本経済新聞社が発表した「企業の環境経営度調査」における企業ランキングで、日産自動車は総合2位、自動車業界では1位となった。「NGP2016」の目標達成に向けた取り組みに、熱い視線が注がれている。PROJECT.02クローズド・ループ・リサイクルの推進製品製造時に発生した端材や、回収した自社の使用済み製品を、品質を維持しながら再生させ、もう一度同種製品に採用する「クローズド・ループ・リサイクル」。こうした取り組みを含めて、日産は2016年度までにクルマ1台当たりに占める再生材使用率を25%まで引き上げることを目標に定めている。写真は、バンパーのリサイクル課程。我が社の約束12ゼロ・エミッション車の普及:ルノーとのアライアンスのもと累計150万台のEVを販売低燃費車の拡大:企業平均燃費を35%改善(日本/北米/欧州/中国、2005年度比)PROJECT.03再生可能エネルギーの導入・普及推進メキシコのアグアスカリエンテス工場では、廃棄物の分解によって発生するバイオガスから作られた電力を現地企業から調達。また、メキシコ南部に約100基の風車を所有する企業から風力発電による電力を購入し、工場における再生可能エネルギー使用率を約50%にまで高めている。34カーボンフットプリントの最小化:企業活動におけるCO?排出量を20%削減(t-CO?/台、2005年度比)新たに採掘する天然資源の最小化:クルマ1台あたりの再生材使用率を25%に向上5環境マネジメントの推進*すべて「NGP2016」における2016年度までの目標http://www.eco1st.jp/company.html?id=1327