エコジン2・3月号

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概要:
エコジン2・3月号

オ)ジャパン代表の小島のり子さんと共演して意気投合し、去年の10月に観光ホテルの宿泊予約などを行う『気仙沼コールセンター』を開設しましたが、この春から本格始動します。今50人が研修中で、ゆくゆくは100人規模の態勢にするのが目標です。僕は自称“営業部長”として、顧客集めにがんばりたいですね」。震災をきっかけに、生島さんの人生観は大きく変化したようだ。「あの日以来、今日生きられることに感謝しながら、悔いなく生きようという気持ちになりました。そして、まずは世のため人のため、三番目くらいに自分のためというように優先順位が変わりましたね。今、東北の人たちは、被災することの大変さと同時に支援されることのありがたさを実感しています。でも、2年が経とうとする中、被災地の人たちは、どんどんみんなの心が離れていくことに不安も感じていると思う。そういう人たちを支える地に足の着いた支援が、これからは大切です。僕も引き続き支援を継続しますが、一人では限界があるので、それぞれが持てるノウハウを出し合いながら協力することも重要だと思います」。いくしま・ひろしフリーアナウンサー。1950年宮城県気仙沼市に生まれる。1976年にTBSに入社し、ラジオ番組を振り出しにアナウンサーとして活躍。19 8 9年に独立してからは、アナウンサーとしての仕事の他、各種講演やセミナーの司会など、幅広い活動を行っている。みやぎ絆大使、みなと気仙沼大使も務める。http://www.ikushimakikaku.co.jp/hikushima/「まずは世のため人のため、三番目に自分のため」05