エコジン2・3月号

エコジン2・3月号 page 27/36

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概要:
エコジン2・3月号

ユネスコエコパークユネスコ(国連教育科学文化機関)が自然保護と持続可能な利用を考え、その構築をめざした地域を認定する「生物圏保存地域」の日本での通称が「ユネスコエコパーク」。2 0 1 2年7月現在、1 1 7カ国610カ所が登録されている。陶芸などの工房を増やしてきた。いまは、町が主催する森林セラピーが人気だ。エコパークに登録されたことは、綾町がこれまで独自で進めてきたまちづくりの方向性が間違っていなかったと認められた結果。町は「これが誇りと自信となった」という。そして、今後はこれまで以上に官民が一体となって、綾の自然と文化を守り、その志を未来につないでいく。エコパークの申請は、綾町がこれまで独自で行ってきた「自然と人が共生するまちづくり」を検証したいという思いから始まったものです。登録を達成し、今後は綾町のまちづくりが世界の地域づくりのモデルとなるように努力していきたいと思います。上/日本最大級の2500ヘクタールにも及ぶ照葉樹林。日本固有種を含む、多様な生態系が残っている。下/化学肥料や農薬を使わない農業を良く知ってもらうために、農業体験なども行っている。中原修一係長綾町役場企画財政課企画広報電算係プロフィール2012年4月から当係長となり、綾町らしい地域づくりを推し進める中で、ユネスコエコパークの管理・運営にも携わっている。27