エコジン2・3月号

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概要:
エコジン2・3月号

三陸リアス式海岸を望む丘陵地に建つ、「リアス・アーク美術館」の外観。再開した常設展では、三陸リアス式海岸地域の海の暮らしにまつわる資料を中心に展示している。明治時代に三陸沖で発生した、津波襲来の瞬間を描いた風俗画。わわプロジェクトの「つくることが生きること神戸展」にも出品された。宮城県気仙沼市街を見下ろす丘の上に建つ、リアス・アーク美術館。東日本大震災で大きな被害を受け、長期の休館を余儀なくされていたが、2012年9月1日に展示内容を一新し、常設展を再開することができた。現在は4月の本格再開に向けて準備が進められている。この美術館では1994年の開館以来、三陸地方の「食」を軸にし、漁業などにまつわる民俗資料を常設展示してきた。震災後は、津波後の火災で膨張したドラム缶など、その脅威を伝えるおよそ250点の“被災資料”を収集。歴史の一部となった震災の痕跡を後世に伝えるべく、大切に保存し、展示していく予定だ。明治時代に三陸を襲った津波の悲劇を伝える風俗画が、わわプロジェクトの「つくることが生きること神戸展」にも出品された。http://www.riasark.com/17