エコジン8・9月号

エコジン8・9月号 page 11/36

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日本復興のシンボルとして空高く誕生した東京スカイツリー。その足元にある東京ソラマチにも「旅するクジラ」が展示されている。展示予定は8月下旬まで。今年6月2日に宮古市の千徳学童の家の子どもたちと前野氏が行....

日本復興のシンボルとして空高く誕生した東京スカイツリー。その足元にある東京ソラマチにも「旅するクジラ」が展示されている。展示予定は8月下旬まで。今年6月2日に宮古市の千徳学童の家の子どもたちと前野氏が行った、『みんなで、旅するクジラを作ろう!』と題したワークショップの模様。6月6日~10日まで、東京の護国寺で前野氏の作品展「天地創生」が開かれた。境内や本堂の中に、震災がれきを使った巨大な龍の作品が展示されたほか、「平成のはなさかじじぃず」のメンバーである津村禮次郎氏による能公演も行われた。きの腐敗が進み、熱による発火の危険性もあるので、広域処理が急務だということも現地で痛感しました」南三陸町では、20数名の子どもたちと共にがれきを使ったワークショップを開催。津波の威力を見せつけるようにねじ曲げられた鉄や流木などを土台に花を生け、子どもたちが描いた絵を飾りつけた。「海を借景に制作していたら、図らずもクジラの形になった」というオブジェは、「希望の塔」と命名。宮古市でも同様のイベントを行い、今後は「旅するクジラ」として震災の記憶を語り継ぐべく、全国各地でも開催していく計画だ。「子どもたちに『大切なもの』の絵を描いてもらうと、空や海、花や木を描く子が少なくありません。自然は時に脅威でもあるけれど、人はそれらと共に生きていかなければならないことを彼らは知っているんです。『生命のかけら』でもあるがれきに再び命を吹き込むこのプロジェクトを通じ、未来を背負う子どもたちに、震災の教訓を忘れず、それでも未来に向かって進んでいく大切さを感じてもらえればと思います」華道の域を超え変幻自在の技巧や奇抜な構成で一夜にして大型作品を出現させる事で現在最も注目される華道家。舞台装飾、CM、空間装飾、パフォーマンス等までそのアートワークは幅広くTV、ラジオ等にも多く出演。東京スカイツリータウン・ソラマチの開業の際の装花、タイトル「天空模様」の作品等も大きな話題に。がれきに花を咲かせましょうプロジェクトサイトhttp://kouikishori.env.go.jp/flower/前野博紀オフィシャルブログhttp://kasho-maeno.modelbk.com/Click!!11