エコジン6・7月号

エコジン6・7月号 page 29/36

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概要:
いぶきの観測データから、より正確なデータが計測できるようになった。図を見てみると、8 月は北半暮らしとの関わり球が夏のため、植物の光合成が活発となり、二酸化炭素が吸収されていることがわかる。2009 年6 月2....

いぶきの観測データから、より正確なデータが計測できるようになった。図を見てみると、8 月は北半暮らしとの関わり球が夏のため、植物の光合成が活発となり、二酸化炭素が吸収されていることがわかる。2009 年6 月2009 年8 月地球全体の温室効果ガスのデータを収集できる衛星は、現在、いぶきが世界で唯一。観測データは 3 日に 1 度更新されるので、準リアルタイムで温室効果ガスの状態を把握することができる。「温室効果ガスは、世界的に均等に分布していると言われていましたが、いぶきで詳細なデータが収集できるようになったことで、地域によって濃淡の差があることがわかりました。こうしたデータは、いぶきのホームページ(http://www.gosat.nies.go.jp) で公開しているほか、温暖化対策について研究している世界中の科学者に無償で提供しています。将来の気候変動の予測にも役立てられるという点から、今後もいぶきで温室効果ガスの状態をつぶさに監視することが、地球温暖化対策に大きく寄与すると考えられます」宇宙航空研究開発機構 (JAXA)http://www.jaxa.jp/projects/sat/gosat/index_j.html文 / 保手濱奈美温暖化き」は、この温室効果ガスの分布や変動を詳細に観測して、温暖化ストップに貢献しています。0 0 9 年 1 月 2 3 日 12:5 4/ 打ち上げ場所 : 種子島宇宙センター/ 軌道高度 : 約 6 6 7キロメートル/ 研究テーマ: 正確な温室効果ガスの測定29