エコジン6・7月号

エコジン6・7月号 page 21/36

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放射性物質を測定する器械も展示。機器に放射性物質がついていては正しく測定できないのでカバーをつけて使用する。福島第一原子力発電所の事故後、数日間の放射性物質の拡散状況を色分けして示した地図も展示してあ....

放射性物質を測定する器械も展示。機器に放射性物質がついていては正しく測定できないのでカバーをつけて使用する。福島第一原子力発電所の事故後、数日間の放射性物質の拡散状況を色分けして示した地図も展示してある。プラザ内にはパネルなどの他、実際に除染を行うときに有効な道具も展示されている。況なども常にアップデートされているので、現状の把握にも便利だ。自治体がボランティアを募集する場合には、PRの協力も行っている。張り紙やホームページなどで募集の情報や作業内容などを告知し、さらにはボランティアに参加したいと考えている人に対して、メールで情報を配信するサービスも行っている。「今後はここで住民向けのミニ講演会を開くことも検討しています。そうすることで住民のみなさんの不安を減らしていきたい」と話すのは、福島環境再生事務所の佐々木理恵さん。「福島県外の自治体の方が、放射線の影響について実際のところが知りたいと視察にいらっしゃることもあります。除染情報はもちろんですが、現在の福島の状況も正しく誠実に発信していきたいと思っています」(佐々木さん)除染情報プラザhttp://josen-plaza.env.go.jp/現場で行う除染のアドバイス除染は場所によって効果的な作業方法が異なります。例えば、家の屋根など平滑な場所はすでに放射性物質が流されている場合が多いので、ほとんど心配はありません。しかし、万一除染が必要な場合は、布で一方向に拭くのが効果的です。布は一カ所につき一面を使うこと。拭った面で別の場所を拭いては意味がありません。作業後にも測定器を使ってちゃんと除染ができたかどうか確認することも大切です。家の中については、ほぼ除染除染情報プラザアドバイザー青木仁さんの必要はありません。除染の方法だけでなく、作業される方の安全管理などについてもアドバイスいたしますので、何でもお気軽にお問い合わせください。21