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2018年05月25日「新緑のトンボ池一般公開」を開催中です

京都御苑イベント・自然教室

本日、5月25日(金)から5月27日(日)までの3日間、各日9:30~12:00、京都御苑のビオトープ「トンボ池」を公開しています。
※詳細はこちら → http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_72.html

今日は、モノサシトンボやクロイトトンボ、モンシロチョウ、ホシミスジ、クビキリギリス、モリアオガエル、ツチガエル、マンネンタケなどの生きものを観察することができました。
水槽では、カワニナやヤゴ、ケラ、オタマジャクシなどを展示しています。

閉門時間が迫った頃、話題になったのが、この竹筒の中にいたカエルです。

トンボ池には、主にモリアオガエルとツチガエルが生息していますが、このカエルはどっちなのでしょうか・・・!?

ちなみに、よく見るモリアオガエルの様子はこちらです。



一方、ツチガエルの様子はこちらです。(写真は河合氏提供)

竹筒のカエルは鼻先が尖っており、体色は褐色、瞳孔はオレンジ色、肌はザラザラしているように見えます。
来場者やスタッフの中でも「モリアオガエルだと思う!」「いや、ツチガエルだと思う!」と両方の意見があり、トンボ池の閉鎖後に改めて確認してみることにしました。

竹筒から出てきて、約30分経過後の写真がこちらです

体色が、次第に緑色に変化してきました。
正体は、モリアオガエル・・・?
竹筒の中が暗かったので、褐色になっていたのでしょうか。

腹側は、ほぼ白色。ツチガエルの腹側にはまだら状の模様があるので、やはりモリアオガエルのようです。
足先の吸盤もよく発達しており、これも樹上で生活をするモリアオガエルの特徴のひとつです。
・・・ということで、正体はモリアオガエルで間違いないようでした。

新緑のトンボ池一般公開は、明後日(5月27日)12時までです。 ぜひお越し下さい。

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