2019年02月04日

立春の花

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / いきもの / 冬の花 / バックナンバー2019

2月4は二十四節気の1番目、立春(りっしゅん)です。また、この日から立夏(りっか:5月5日)の前日までが春の期間とされます。まだまだ寒さの厳しい季節ですが、公園内ではこの時期ならではの花を見ることができます。北の丸公園の自然状況をお知らせします。

ソシンロウバイの花(2019.1.29 北の丸休憩所前にて撮影)

中国原産です。日本へは江戸時代初期に渡来したとされています。

他の植物よりも早く花を咲かせることから、生け花や庭木として利用されてきました。

「ロウバイ」という名前の由来は、ウメの花に似ている、蜜蝋のような色艶をしている、旧暦の12月(ろう月)に花が咲くなど、諸説あります。

ソシンロウバイは、ロウバイとは異なり、内側の花びらは褐色ではありません。

ソシンロウバイの実(2019.1.29 北の丸休憩所前にて撮影)

5cm程度の卵型の実です。枯れても長く枝に残り続けます。

内部に長さが1cmほどの種があり、細長いアズキのような色と形をしています。


シナマンサク(2019.1.29 清水門付近の広場にて撮影)

前回のブログでご紹介したシナマンサクが見頃を迎えています。

アカバナマンサクの花(2019.2.4 北の丸休憩所前にて撮影)

12月から2月頃開花します。マンサクの園芸品種と考えられ、赤い花を咲かせます。

シロハラ(2019.1.28 管理事務所周辺の林にて撮影)

主に中国東北地方や朝鮮半島に生息します。日本では11月から4月頃まで見られる冬の渡り鳥です。

薄暗い林の中などで生活し、開けた明るい場所にはあまり出てきません。

雑食性で、クモやミミズなどのほか、カキやウメモドキの実なども食べます。

春になると小さな群れを作り、繁殖地に戻っていきます。

「キョロン、キョッキョキョキョ」などと囀ります。


環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

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(順不同)