国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2008年05月07日北の丸公園夏模様(立夏)

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 5月の連休も明け、さわやかな晴天となりました。北の丸公園の木々もますます緑が濃くなっています。
(*画像をクリックすると「拡大」します。)

 

緑に隠れて見落としがちですが、探せば色々な花をみつけられます。この花は「ハクウンボク」。エゴノキ科の落葉小高木。白い花が房状になり多数垂れ下がることが「白雲木」の由来という説。吉田茂像裏側や千鳥ケ淵側丘などにあります。

「ホオノキ」の花。モクレン科の落葉高木で花は高いところに多いそうです。この葉は日本産広葉樹中最も大きく、古来から食物を盛る葉に用いられ、現在でも「朴葉みそ」や「朴葉ずし」などが有名ですね。武道館南側。

実がなっている木々をいくつか見つけました。これは「カラタチ」の実。カラタチはミカン科の落葉低木で、苦くて食用にならないそうですが、この実を乾燥させたものが漢方薬に配合される生薬となるそうです。中央休憩所南あたり。

「クサイチゴ」の実。クサイチゴはバラ科の落葉小低木で、50cm程度の背丈なため草に間違いやすいのですが「木」です。もう少し赤く熟せばおいしく食べられそう。園内各所に点在しています。

「ウメ」の実です。大きくなってきました。

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2008年04月28日北の丸公園 晩春

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 5月5日は「立夏」ということで、暦の上で今は晩春、ついこの前まで桜が咲いていた公園も木々の新緑が鮮やかです。
(*画像をクリックすると拡大します)

最後まで残っていた八重桜も終わりです。

1ヶ月前までは葉がなかったのですが---。

園内各地で「ツツジ」が咲き出しています。

今、園内で咲いている花をいくつか紹介しましょう。この花は「シロヤマブキ」の花。全体が「ヤマブキ」に似ているところからこの名がつきましたが、ヤマブキは花弁が5枚に対しこの花は4枚、別属です。バラ科の落葉低木。

「コデマリ」の花。バラ科の落葉低木。小さな花が丸く集まり、手毬のように咲くことからこの名がついたとか。

「オオデマリ」の花。まとまった球状の花は直径10cm以上になり、大きな毬のよう。スイカズラ科の落葉低木で、コデマリとは別物です。

「アズキナシ」の花。バラ科の落葉高木で、秋、赤い小さな果実が梨のような形でなることからこの名がついたとか(私には梨にみえませんでしたが)。

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2008年04月02日北の丸公園 春の花いろいろ

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 どうしても桜に目がいきがいちですが、春は様々な花が咲き出します。そのいくつかを紹介します。北の丸公園の各所に点在していますので探してみてください。
 桜は昨日の強い北風にもかかわらず、まだ満開です。

「ハナニラ」と「ショカッサイ」のコラボ。「ショカッサイ」が青紫です。

「ハナニラ」の花。ユリ科の植物で葉にニラのような匂いがあることからこの名がついたとか。食べてもまずいそうです。

「シロバナタンポポ」。日本在来種で北の丸公園内では探すのが困難。

「ハナズオウ」の花。枝に張り付いているような花です。遠目には虫かと思った---。

「レンギョウ」。モクセイ科の落葉低木です。

「ボケ」の花。バラ科の落葉低木です。基本は紅だそうです。園内には白い花もあります。

「ユキヤナギ」の白い花。バラ科の落葉低木です。

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2008年04月01日北の丸公園 桜まだまだ見頃です(4月1日)

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 朝、真新しいスーツに身をつつんだビジネスマンの方々を何人も見かけました。新しい人生の門出を祝福するように今日の東京は朝から快晴です。北の丸公園でもようやく青い空をバックにした満開の桜が撮れました。12時現在ではまだ満開ですが、午後から強い風が吹いて桜の花吹雪となっています。明日以降が少し心配です。
 









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2008年03月28日北の丸公園 桜満開です(3月28日)

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 昨日、七分咲きとお伝えした桜は、1日で一気に満開となりました。大勢の人が北の丸公園や隣の千鳥ケ淵緑道(千代田区管理)を散策されています。

芝生の桜

田安門から牛が淵を望む

千鳥ケ淵緑道から北の丸公園を望む

昭和館から武道館を望む

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2008年03月27日北の丸公園 桜七分咲きです(3月27日現在)

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 ここのところの暖かい陽気と適度な雨のおかげか、桜のつぼみが急ピッチで開いています。今、全体として七分咲きです。満開は今度の週末頃でしょう。

中央の芝生地。

田安門。園内から。

靖国神社側から田安門を望む

田安門側から牛が淵を望む

園内から千鳥ケ淵を望む

清水門側から武道館を望む。2日前よりかなり進みました

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2008年03月25日北の丸公園 桜咲き始めました

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 東京の桜の開花宣言は22日でした。北の丸公園でも園内200本の桜が一斉に咲き始めました。今日10時の段階では、個体差はあるものの全体として二分咲きといったところです。今週末が見頃と思われます。



中央芝生の桜。

田安門から千鳥ケ淵をみて。咲いているようにみえますが、まだつぼみです。

田安門から牛ヶ淵をのぞむ。地面の青紫の花は「ショカッサイ」です。

「ショカッサイ」はこういう花。アブラナ科の一年草で、別名「ハナダイコン」。この時期の花です。

清水門から武道館を望む。

中央レストハウス南の「シダレザクラ」。いつもは「ソメイヨシノ」のあとですが、少し早いような。

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2008年03月14日北の丸公園春の訪れ

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 東京ではここのところ暖かい日が続いています。以前ご紹介したカワヅザクラやカンザクラは盛りを過ぎましたが、一方で、この陽気に誘われて春を告げる花が次々に咲き出しました。その一部を紹介します。

「カンヒザクラ」です。半開状で下向きに咲くのが特徴。清水門上の広場と吉田茂像の近くにあります。今が見頃です。

「ハクモクレン」が木の上の方から咲き出しました。吉田茂像裏手。

中央樹林地にある「ウメ」も終わりに近づいてきましたが、今頃咲き出した1本の木に白、紅両方の花がついています。接ぎ木でもなさそうなのに何で?

「サンシュユ」の木に黄色いかわいい花が。武道館側の池の橋のたもと当たり。

「アカバナマンサク」の花。以前ご紹介したマンサクの花は黄色でしたが、これは紅色。変種です。武道館前駐車場周辺。

「アカバナミツマタ」の花です。和紙の原料であるミツマタの園芸種。ミツマタは淡い黄色の花ですが、これは朱色の花です。管理事務所前にあります。

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2008年02月28日北の丸公園冬景色(その6)

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 昨日は東京でも強い北風が吹きました。まだまだ寒い時期が続きますね。でも暦の上ではもう3月、園内の植物も春の訪れを告げています。次回よりこのコーナーも「春景色」に衣替えします。

中央樹林帯の紅梅も今が盛りです。園内の梅は個体差がかなりあり、真っ盛りのものやまだつぼみのものやらが混在していますが、開花したものが多くなってきています。

吉田茂像裏手の「カンザクラ」です。今頃、開花するものです。7分咲きです。

同じく吉田茂像裏手の「カワヅザクラ」です。2週間前、つぼみとお知らせしましたが、カンザクラと同様、7分咲きです。早咲きの桜です。よく狂い咲き?と言った問い合わせがありますが、通常、この時期に咲きます。

「カワヅザクラ」のアップ。冬の時期は近接撮影がどうしても多くなってしまいます。

 田安門外の牛ヶ淵の土手に「ナノハナ」を見つけました。日当たり良好なため?

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2008年02月15日北の丸公園冬景色(その5)

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 まだまだ寒い日が続いています。そのようななかでも園内を歩いていると季節の移ろいを感じることがあります。季節は着実に春に近づいています。

陽の当たる場所にある梅の木はどんどん咲き出しています。中央の四阿当たり。

アップです。紅梅ですね。

吉田茂像近くのカワヅザクラは開花準備OKです。

よく観ると上の方で数輪咲きだしています(カワヅザクラは早咲きの桜です)。

清水門の枡形の中でタンポポをみつけました。在来種のカントウタンポポです。

清水門上の広場でカタバミが咲いていました。これって初夏からの花ですね。狂い咲き?

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