皇居外苑の四季(春)

写真:春1

まだ寒さの残る堤塘では、日溜まりの斜面にスイセンが咲き始め春を告げます。
これから後、堤塘のあちこちで、花が見られるようになりますが、特に桜田濠や牛ヶ淵 等では、黄色い花のナノハナや紫が鮮やかなショカッサイ(ムラサキハナナ)等が土手一面を彩るのを、見ることができます。

写真:皇居外苑の四季

これに続き、北の丸地区の中央林地では、ウメの花が咲き始めます。三月も終わりになると、コブシやレンギョウ等も咲き始めにぎやかになります。

写真:皇居外苑の四季

サクラも終わる頃となると、木々の若葉も出そろいます。新緑の中の園内散策もなかなかすてきです。また、このころ、北の丸地区では、ハナズオウが見事です。

写真:春1

北の丸地区では、落葉樹がまだ葉を落としているなか一足早く花を付けるのが、マンサクの花です。

写真:皇居外苑の四季

北の丸地区や園内各地で桜が咲き始め、春真っ盛りとなります。特に千鳥ケ淵のソメイヨシノは見事で多くの花見客でにぎわいます。