皇居外苑

クロマツ

写真:クロマツ

皇居前の大芝生広場に点在しているクロマツは約2000本あり、皇居内の深い森と対照的に開放的でしかも荘厳な雰囲気を保持し、皇居外苑を代表する美しい風景となっています。

江戸城築造前、この一帯は入江となっていて丘陵部にはクロマツが自生していました。皇居前の広場に植栽され始めたのは明治21年からで、その後、昭和14年~18年にかけて実施された、「皇紀2600年記念宮城外苑整備事業」により、現在のような姿となりました。