研究成果報告書 J96B1443.HTM

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[B−14 地球温暖化防止対策技術の総合評価に関する研究]

(4)エネルギー分野における重点対策の普及に当たっての技術的評価

2柔佛確繕ゝ詬用技術の評価


[研究代表者]

資源環境技術総合研究所エネルギー資源部  ●稲葉 敦

[通産省 資源環境技術総合研究所]

エネルギー資源部

燃料物性研究室

●稲葉 敦・近藤康彦・松野泰也

 

研究調査官

●小林光雄

安全工学部

安全システム研究室

●匂坂正幸


[平成6〜8年度合計予算額]

12,153千円

(平成8年度予算額 4,046千円)


[要旨]

 わが国での石炭の産出に必要なエネルギー、資・機材、施設類を1993年度の値を基に抽出し、二酸化炭素とメタンの環境への排出量を算出した結果、石炭1トンの出炭に対し、排出される二酸化炭素が1llkg、メタンが21m3となった。わが国では、二酸化炭素の排出の約92%がエネルギー利用に起因しその83%が自家発電のための二酸化炭素排出となっている。
 わが国での石油・天然ガスの産出に必要なエネルギー、施設類を1994年度の値を基に抽出し、二酸化炭素の排出量を算出した。その結果、石油・天然ガス1PJあたり、排出される二酸化炭素が約4200トンと推計された。このうち、2720トンは産出されるガスに含まれる二酸化炭素の分離による排出である。
 上記の結果を踏まえ、海外の資源採掘に係わるエネルギー消費を文献により調査し、我が国でのアルミニウム、粗鋼、電気銅、ポリエチレンの製造に係わる二酸化炭素排出量への資源採掘の二酸化炭素排出量の寄与を分析した。アルミニウムの生産は電気の消費に起因する二酸化炭素の排出が大きいため、資源採掘による二酸化炭素排出は無視できる。電気銅では約30%、ポリエチレンでは約10%の二酸化炭素が資源採掘時に排出される。粗鋼生産では、少なくとも5%の二酸化炭素が資源採掘時に排出されると推定された。


[キーワード]

石炭、石油、天然ガス、採掘、エネルギー、LCA