研究成果報告書 J96B1431.HTM

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[B−14 地球温暖化防止対策技術の総合評価に関する研究]

(3)交通分野における重点対策の普及に当たっての技術的評価

.灰潺紂璽晋鯆綿野の車輌の社会的受容性に関する研究


[研究代表者]

国立環境研究所  ●清水 浩

[環境庁 国立環境研究所]

地域環境研究グループ交通公害防止研究チーム

●清水 浩、近藤美則

(委託先)

岩手大学

●飯倉善和

 

電気通信大学

●宮崎 武

 

日本大学

●氏家康成

 

東京大学

●藤岡健彦

 

  同

●河野通方

 

  同

●堀 洋一

 

東北工業大学

●浅井和弘

 

東京電機大学

●藤中正治


[平成6〜8年度合計予算額]

61,000千円

(平成8年度 21,056千円)


[要旨]

 交通に関連する温暖化対策の有力な手段として、コミュータレベルの電気自動車が考えられる。本研究では、その電気自動車を対象として社会的受容性の検討を行っている。そこでまず、コミュータレベルの電気自動車の概念構築を行い、2人の乗客が直列に座るタンデム2シーター方式の妥当性を明らかにした。また、これを実現するために必要な基礎技術として新しく考案したバッテリービルトイン式フレーム構造の検討を行った。同時に、この種の電気自動車の性能の実用性を検討する為、性能評価シミュレーションプログラムを開発した。シミュレーションの結果、通常のコミュータレベルの電気自動車の用途として十分受け入れられるレベルであることが明らかになった。次に、この性能を実車で実現するための外形デザインの検討を行い、精緻化した上で4種類の5分の1のクレイモデルを製作した。そのモデルを用い、空力特性の測定と改良を行った結果、モデルレベルでの空気抵抗係数として0.26が得られた。さらに、この概念に基づき、実車の基本設計、詳細設計を行い、実車を試作するための各コンポーネントの試作と実車への組み込みを行った。また、完成した試作車について、車体の性能評価と改良、さらには専門家による試乗評価と一般者へのアンケート調査を実施した。これによって、本コミュータカーに対する社会的受容性が明確になった。


[キーワード]

電気自動車、コミュータカー、社会的受容性、空力特性、タンデム2シーター、バッテリービルトインフレーム