研究成果報告書 J96B0434.HTM

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[B−4 シベリア凍土地帯における温暖化フィードバックの評価に関する研究]

(3)シベリアにおける温暖化検出の手法に関する研究

す馥盪仮肇侫ールドにおけるフラックス広域評価手法の共同研究


[研究代表者]

農業環境技術研究所 環境資源部

気象管理科 気象特性研究室  ●原薗芳信

韓国 延世大学 天文大気科学部

●Joon Kim

 

●Choi TaeJin

農業環境技術研究所 環境資源部

気象管理科 気象特性研究室

●原薗芳信

 

●宮田 明


[平成8年度予算額]

1,976千円


[要旨]

 水田を対象として、二酸化炭素フラックス、水蒸気フラックスなどの観測を行い、広域的評価手法や評価精度の検討を行った。観測対象地は、岡山大学八浜農場であり、広さ9haの均一栽培圃場で渦相関法を用いてCO2,H2Oフラックスを、改良傾度法を用いてメタンフラックスを測定した。
 群落内外の乱流統計量を調べ、フラックス評価法に関する検討を行った。渦相関法に関して、測定時の測器配置と測器自体の空間分解能に依存するスペクトル補正を検討し評価精度を高めた。メタンフラックスに関しては、農環研で開発したNDIR−CH4分析計により濃度勾配を測定し、CSIRO(オーストラリア)グループのInverse Lagrangian法と比較し、精度を検討した。
 水稲群落の乱流構造は、他の類似の植生と同様の特徴を持つことがわかった。水田のCO2フラックスやH2Oフラックスなどエネルギ分配は同様の群落状態(構造、高さ)の植生と同様のレベルとその日変化傾向であった。八浜農場は児島湾干拓地にあるため、週単位で灌漑排水を繰り返している。湛水時と排水時とのフラックス観測から、湛水時には土壌からのCO2放出が抑制され、夜間の生態系呼吸量が排水時に比べて低下することがわかった。


[キーワード]

二酸化炭素、フラックス、微気象、水田