研究成果報告書 J96B0433.HTM

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[B−4 シベリア凍土地帯における温暖化フィードバックの評価に関する研究]

(3)シベリアにおける温暖化検出の手法に関する研究

9澑中酸素同位体測定によるシベリアの水循環の研究


[研究代表者]

国立環境研究所  ●井上 元

[環境庁 国立環境研究所]

大気圏環境部

 

●井上 元

(委託先)

名古屋大学

●吉田尚弘

 

京都大学

●川崎昌博


[平成7〜8年度合計予算額]

9,567千円

(平成8年度予算額 4,915千円)


[要旨]

 地球温暖化を始めとする気候変動の研究において、エネルギーを輸送する水蒸気の輸送・凝結・降雨・流水の実態を把握することは重要である。また、その結果としての降水量の変化は陸生生態系に大きな影響を及ぼし、そのフィードバックも重要な要素である。
 降雨中の酸素同位体比はそのような水蒸気の輸送・凝結・降雨を反映したものになるので、この研究の重要な一方法である。ここではシベリア全域の降雨を集め、その中の酸素同位体比を精密に測定する事とした。ロシア全域で12点のサンプリングのネットワークを作り、降雨のサンプリングを開始した。
 同位体の測定法は従来二酸化炭素と平衡させCO18O比を同位体質量分析器で測定する方法が用いられてきたが、in situの測定に向かないので研究の効率が悪い。そこでレーザーを使用した水の同位体測定の可能性について研究を行った。


[キーワード]

シベリア、酸素同位体比