研究成果報告書 J95B1330.HTM

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[B−13 地球温暖化による人類の生存環境と環境リスクに関する研究]

(3)地球温暖化による健康影響と健康リスク評価に関する研究


[研究代表者]

厚生省国立公衆衛生院 労働衛生学部長

●内山巌雄

[厚生省 国立公衆衛生院]

 労働衛生学部

●内山巌雄・森 直代

 生理衛生学部 体力生理室

●佐々木昭彦

[環境庁 国立環境研究所]

 

 社会環境システム部 環境計画研究室

●原沢英夫

 環境健康部 環境疫学研究室

●本田 靖・小野雅司

[文部省 東京大学]

医学部人類生態学教室

●大塚柳太郎・中澤 港


[平成7年度合計予算額]

3,470千円

(平成6年度予算額 3,515千円)


[要旨]

 温暖化の健康影響とリスク予測に関する研究は、データベースヘの活用を意図した健康指標の研究、開発を中心としている。その中で気象情報によつて暴露人口のリスクを局在化することや、死亡と死亡率が外気温に依存することの検証から、超過死亡の要因分析へと研究が進展してきた。また、日常生活における暑熱暴露と行動との関係、および熱帯性(高地)気候における外気温と乳幼児死亡との関係は、暑熱影響のしくみの多様性を記述している。指標のデータベース化は進行中であり、健康リスク評価にどのように役立つかは課題ごとに検討した。


[キーワード]

データベース、外気温、死亡統計、リスク、適応、空調、リスク評価