研究成果報告書 J95B0180.HTM

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[B−1 地球温暖化に係る二酸化炭素・炭素循環に関する研究]

(8)温帯林における炭素循環過程の直接測定とそのモデル化に関する研究


[研究代表者]

資源環境技術総合研究所  ●山本 晋

[通商産業省 資源環境技術総合研究所]

環境影響予測部

 

●水野建樹

 

大気環境予測研究室

●山本 晋・吉門 洋・近藤裕昭・兼保直樹・村山昌平

 

広域域間環境研究室

●林 正康・蒲生 稔


[平成5〜7年度合計予算額]

41,117千円

(平成7年度予算額 13,749千円)


[要旨]

 本研究では野外観測に基づき、大気と温帯林間のCO2の吸収・放出過程を定量的に解明し、CO2循環モデルの定式化を計り、モデルのパラメーターの季節変動、日射・気温・風等の気象条件との関係を解明する。研究の概要は以下の通りである。
ヾ阜県高山市の温帯落葉林の観測タワーにおいて、CO2濃度および気象条件の通年観測を継続して行ない、葉面積指数(LAI)の観測をした。更に、1994年7,8月(盛夏時)および11月(晩秋時)、1995年7,8月(盛夏時補足)にCO2濃度変動、乱流観測および空気のサンプリングを行った。
⊂綉強化観測結果に基づき、渦相関法と傾度法(空気力学的方法)によりCO2フラックスを計算し、両者の比較から傾度法の拡散係数の大気安定度、昼夜による変化を調べた。さらに、種々の解析を行い、CO2フラックスの時間変化、日射・気温との関係を調べた。
7硬挧,砲茲蝪達錬殴侫薀奪スの季節変動を推定し、5−9月は正味として植物圏がCO2を吸収し、10月−4月はCO2を放出する事が分かった。また、通年のCO2収支を推定し、460(93.10−94.9)、210(94.10−95.9)gCO2/屐殖earの植物圏への吸収という試算結果を得た。
ぞ綉の結果を従来の森林生態学的調査・文献と比較、検討した。


[キーワード]

温帯林、CO2フラックス、光合成、タワー観測、炭素循環モデル