研究成果報告書 J95A0210.HTM

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[A−2 オゾン層保護対策技術の開発と評価に関する研究]

(1)フロン等分解技術の開発と評価に関する研究


[研究代表者]

 

 

資源環境技術総合研究所 統括研究調査官

●水野光一

[通商産業省 工業技術院 資源環境技術総合研究所]

大気圏環境保全部

 

●田森行男

 

保全技術研究室

●水野光一・櫛山 暁・小林 悟・尾形 敦

水圏環境保全部

水質計測研究室

●冨永 衛・今川 隆

熱エネルギー利用技術部

燃焼システム研究室

●城戸伸夫・竹内正雄

[通商産業省 工業技術院 物質工学工業技術研究所]

基礎部

 

●立矢正典

 

反応化学研究室

●近藤重雄・徳橋和明

化学システム部

 

●佐藤眞士

 

システム解析研究室

●中根 尭・菅田 孟・佐古 猛・中澤宣明・大竹勝人

 

プロセス構成研究室

●田中啓一・久永輝明

(委託先)

 

 

九州大学

 

●若林勝彦・長田秀夫・岸田昌浩


[平成5〜7年度合計予算額]

97,643千円

(平成7年度当初予算額 32,726千円)


[要旨]

 成層圏オゾン層を保護する目的で、フロン、ハロン等のオゾン層破壊物質(ODS)を分解する技術について開発と評価を行った。家庭用冷蔵庫等の少量で分散的に使用するODSについて簡易で小型の分解技術を開発すべく、放電プラズマ、触媒、並びに熱分解により四塩化炭素、CFC−12、及びCFC−11の分解を行い、システム性能の解析、生成物並びに副生物の組成、実用的耐久性などを検討した。また、回収の進められたODSについては、効率よく集中的に分解するための燃焼法、光分解法、並びに超臨界水法を適用し、分解パラメータの詳細解析、分解効率の比較、反応機構の解析、メタノール添加による反応促進など検討した。燃焼法では、CFCの外にHCFC、HFCなど多種類の代替フロンも分解するとともに、実用焼却炉での試験も行った。


[キーワード]

フロン、プラズマ、触媒、熱分解、燃焼、光分解、超臨界水