研究成果報告書 J94B0220.HTM

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[B−2.メタン・亜酸化窒素の放出源及び放出量の解明に関する研究]

(2)火山等からの放出量の解明に関する研究


[研究代表者]

地質調査所  ●青木正博

[通商産業省]

工業技術院 地質調査所

 
 

鉱物資源部 実験鉱床課

●篠原宏志

 

地殻熱部 地殻熱資源課

●風早康平

 

地質情報センター 地形情報課

●安田 聡

 

北海道支所 応用地質課

●池田国昭


[平成5〜6年度合計予算額]

8,607千円(平成6年度予算額4,367千円)


[要旨]

 メタンの放出量の直接の測定は不可能であるため、火山ガス中のメタン/二酸化炭素濃度比の代表値と火山からの二酸化炭素の放出量から推定することを試みた。火山から放出されているメタンの量を推定するために、火山ガス、地熱井ガス、海底熱水系ガス、土壌ガスなどの調査を実施し、各現象に特徴的なメタン/二酸化炭素濃度比の最大値を10-2〜10-3と推定した。これらのメタン/二酸化炭素濃度比と文献による各現象による二酸化炭素の放出量の推定値から火山からの放出量の最大値を推定した。


[キーワード]

火山ガス、土壌ガス、メタン、二酸化炭素