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[C−3.酸性降下物の陸水・土壌への影響機構に関する研究]

(2)地質・土壌の酸性雨に対する水文・地質学的応答特性に関する研究


[研究代表者]

 

地質調査所

●田口雄作

[通商産業省 工業技術院地質調査所]

 

環境地質部 水文地質課

●田口雄作、安原正也、丸井敦尚

鉱物資源部鉱床鉱物課

●月村勝宏

地質部層序構造課

●柳沢幸夫

鹿児島大学教育学部

●塚田公彦


[平成2〜4年度合計予算額]

19,884千円


[要旨]

 酸性雨の地下水に対する影響評価のためには、酸性雨がもたらされる流域の地質・土壌・岩石の水文地質学的特性(浸透能・粒度・水分量等)および化学的・鉱物学的特性の把握が必要である。本研究では、わが国の土壌として、きわめて一般的な火山灰起源のシラスと関東ロームに焦点を絞り、現地で得られた試料を基に、人工酸性水との反応実験を実施し、酸性雨に対する影響の出易さを評価した。とくに、関東ロームにおいては、関東地方全城にわたるバッファー能力を地図化することを試みた。


[キーワード]

 土壌、浸透、バッファー能力、シラス、関東ローム