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[キーワード]砂漠化基準、立地条件、砂漠化プロセス、風食、水食

[G−2 北東アジアにおける砂漠化アセスメント及び早期警戒体制(EWS)構築のためのパイロットスタディ]

(3)土壌・植生・水文解析による土地脆弱性の評価

1)フィールド調査による土地脆弱性の評価[PDF](753KB)

  独立行政法人農業環境技術研究所
  土壌環境研究領域


藤原英司

  独立行政法人国立環境研究所 国際室

清水英幸

  筑波大学 生命環境科学研究科

杉田倫明

<研究協力者>

 

  筑波大学 生命環境科学研究科

恩田裕一・田村憲司・加藤弘亮・浅野眞希
星野亜季・加藤秀和・Byambkhuu I.・李 勝功

  林水産技術会議事務局

白戸康人

  東京大学大学院 農学生命科学研究科

佐々木雄大

  [平成16〜18年度合計予算額]  56,865千円(うち、平成18年度予算額 16,207千円)

[要旨]

  本サブサブテーマでは、多様な立地および放牧圧における、植生・土壌・水文の調査を通して、砂漠化プロセスの解明および基準の設定を行った。家畜の集中する地点の周辺で放牧圧の傾度が存在する地点を選定し、2004年夏に放牧圧傾度にそってそれぞれ3箇所、4箇所に禁牧柵を設置した。2年間の回復試験の後、それぞれの柵内と柵外の植生を、嗜好性の違いに着目し調査した。その結果から、植生機能タイプの変化する放牧圧を砂漠化の基準とすることが妥当であると考えられた。そして広域調査において、様々な立地において、放牧圧の違いによる植生の変動を調査した。その結果、砂漠化プロセスが3つに明瞭に分かれることがわかったそれらを気象、土壌の違いにより整理した。以上の植生調査に合わせ、調査地点の放牧圧をペレットカウント法(家畜糞粒数による推定法)、統計資料から推定し、それぞれの立地における砂漠化基準を超える劣化と放牧圧の関係を明らかにした。さらに、飛砂センサーを用いた詳細な風食量とその要因を解析、流量堰と土砂トラップによる水食量とその要因の解析を行った。これらの詳細な土壌侵食量の測定結果は、サブテーマ(2)および(1)における土壌侵食モデルの検証・調整に用いた。