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[K−1 陸域生態系の吸収源機能評価に関する研究]

(5)森林吸収アカウンティング方式の数理手法開発


独立行政法人国立環境研究所

 

 地球環境研究センター

山形与志樹

 2000年度エコ・フロンティアフェロー

Leonid L.Goloubiatnikov


[平成11〜13年度合計予算額]

 平成ll〜13年度合計予算額 3,518千円
 (うち、平成13年度予算額 0千円)

[要旨]

 本研究の目的は、長期的炭素吸収源の拡大が失敗するリスクを評価する手法の開発である。っまり、これは炭素吸収源機能を維持する上で障害となる自然条件の変動から深刻な事態が生じる確率の研究である。炭素吸収源の維持にとって好ましくない気候条件を定義して、気候の年間変動を調査するために、気侯の統計的特徴を(全地球的に0.5度×0.5度グリッドの空間解像度で)収集し、気候の年間変動に関する実データに近い結果を導く乱数生成プログラムを提示した。このプログラムには、新手法による気候データ分析をベースにした確率論的気候モデルが含まれている。このモデルを陸域の事例研究用として位置付けた上で使用した。


[キーワード]

 炭素吸収源、気候の年間変動、乱数、分布関数、逆関数法