アジア諸国における石綿対策技術支援業務

マレーシアによる測定実演の様子

プロジェクトの紹介

日本では、石綿による健康被害の問題について、関係省庁の連携のもと被害の防止や被害者の救済等の対策が総合的に図られてきました。一方、アジア諸国においては、石綿に関する対策が十分に取られていないこともあり、将来、日本が経験したような問題が発生する可能性があります。本業務では、石綿対策に関するアジア諸国の実態（法制度、モニタリング、処理技術等）やニーズを把握し、また石綿対策が進んでいない国に対して日本の経験に基づいた知見や技術情報の提供をセミナー等で実施して、国家の環境や衛生に関する官庁機関や研究所、民間など幅広い関係者の理解を深めることを目的としています。