グリーン電力の環境価値

温室効果ガスを出さない電気の価値

グリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの再生可能エネルギーにより発電された電力のことです。再生可能エネルギーには、

  1. 有限な資源である化石燃料を消費しない
  2. 持続的な利用が見込まれる、エネルギー安定供給に貢献する
  3. 一般に温室効果ガスや有害ガスの発生がゼロか極めて小さい

などの優れた特質があります。このように環境負荷の小さい再生可能エネルギーで発電された電気は、「電気そのものの価値」のほかに、省エネルギーやCO2排出削減といった付加価値を持った電力と考えることができます。これらはグリーン電力の持つ「環境価値」と呼ばれています。

環境価値を使うための証書化

この目に見えない「環境価値」を「電気そのもの」と切り離して、「グリーン電力証書」というかたちで取引をすることで、証書の購入者は再生可能エネルギーによって発電されたグリーン電力を使用している、とみなすことができます。つまりグリーン電力とは、再生可能エネルギー発電設備を持たなくても、グリーン電力相当量の再生可能エネルギーの普及に貢献できる仕組みです。

これにより再生可能エネルギー発電事業者は、自社で発電した電気が持つ「環境価値」を手放すことになります。そのため「環境価値」が自社に帰属していることを意味する(またはそのような誤解を与えるような)表現による表示はできなくなります。一方でグリーン電力証書の購入者は、実際には再生可能エネルギー発電設備を所有していなくても、「環境価値」を持つことができ、グリーン電力を使用していることを広告などで表示することが可能になります。

環境価値と電気そのもの扱いについての説明文

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