各装置への通水量は原水水槽の水位により、また砂ろ過層や活性炭ろ過層の通水抵抗により変動する。ポンプ能力は最大揚程時(原水水槽の低水位及びろ過通水抵抗の最大設定値)で選定するため、通常運転時においては余裕がある。そのため、ポンプ通水量をインバータ制御で一定にすることでポンプの消費電力を削減する。またこれによって、水処理用活性炭を効率的に使用することで活性炭使用量も削減する。
汚泥再生処理センター等施設整備の計画・設計要領(2006改訂版)、全国都市清掃会議
廃棄物処理施設の基幹的設備改良マニュアル、平成22年3月、環境省廃棄物対策課