産業部門(製造業)の指針(対策メニュー)

産業部門(製造業)

工場で温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

利用の少ない時間帯における自動販売機の消灯その他の必要な措置

対策の概要

【概要】

自動販売機は、客の有無にかかわらず照明を点灯させていることがある。
客が来ないと想定される夜間などの時間帯に消灯していれば省エネルギーを図れる。

【実施目標】

自動販売機の照明については、夜間営業がない場合には、夜間、休日等のタイマーによる消灯を実施すること。

対策の特徴や実施手順

【実施手順】

①使用している自動販売機の仕様、設定を確認する。

  • 自動販売機の照明器具は、40W×3 灯が多いと思われる。

  • 自動販売機に連絡先と管理番号があるので、設置者に問い合わせる。

②変更時間を決める。

  • 勤務状況、出退社時間などを把握し、消灯可能な時間帯を設定する。

  • 夜間は点灯しないことについてコンセンサスを得る。

  • 設定にあたっては余裕を持たせることが重要である。(出社時間よりも少し早めの点灯等)

③夜間停止をお願いする。

  • 設置している事業者に夜間停止のお願いする。

④効果を確認する。

  • 実施前後のエネルギー使用量を比較し、効果を確認する。

  • 効果の確認結果については、全社で情報を共有する。

出典

東京都「地球温暖化対策報告書作成ハンドブック」(平成28年3月)

環境省

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