【概要】
冷暖房や給湯などに地中熱を利用して、省エネを図る。
【実施目標】
地中熱ヒートポンプの導入を実施して、温室効果ガス排出量の削減に努める。
【実施手順】
①地中熱ヒートポンプの導入についてメーカーと相談する。
地中熱ヒートポンプは、地盤や地下水の条件によってシステムの性能が大きく左右される。メーカーに相談すること。
地中熱ヒートポンプは、一般的に冷暖房と給湯に利用される。冷暖房と給湯の需要が大きい、学校や病院等の事業所では、導入が効果的である。また、年間を通じてサーバルームの室温調整が必要となるデータセンターでの活用も考えられる。
②地中熱ヒートポンプ設備を導入する。
導入にあたっては、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助金等の利用を検討する。
③効果を確認する。
実施前後の購入する電力やガス、燃料の量を比較し、効果を確認する。
効果の確認結果については、全社で情報を共有する。
東京都「地球温暖化対策報告書作成ハンドブック」(平成28年3月)