産業部門(製造業)の指針(対策メニュー)

産業部門(製造業)

工場で温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

温室効果ガスの排出等の状況について定期的かつ定量的な評価を行えるエネルギー管理の実施のための設備の導入その他の必要な措置

対策の概要

【概要】

工場エネルギー管理システム(FEMS)を導入して、受配電系統中心のエネルギー管理と生産設備のエネルギー管理をあわせて行い、省エネルギーに努める。

【実施目標】

受配電系統のエネルギー管理とあわせて、生産設備のエネルギー使用状況・稼働状況を把握し、エネルギー使用の合理化や設備・機器管理の最適化を図るために、工場エネルギー管理システムの導入を実施すること。

対策の特徴や実施手順

【実施手順】

①「受配電設備」と「生産設備」のエネルギー使用状況を比較しする。

  • 工場全体に占める「生産設備」のエネルギー使用割合を把握し、エネルギー管理の改善点について、社内で話し合う。

  • 「生産設備」の使用エネルギーが計測されていない場合は、設備の所要電力などから想定しする。

②工場全体のエネルギー管理状況を把握する。

  • 受変電設備、空調・衛生設備、照明設備等の「受配電設備」については、その種類と管理状況(使用エネルギーの計測・制御)について確認する。

  • 「生産設備」については、生産ライン毎の管理状況(設備管理、使用エネルギーの計測・制御)について確認する。

③エネルギー管理の対象とする生産設備と管理項目について検討する。

  • 自動制御や休止などの管理が可能な設備を管理対象とする。

  • 生産数、電力・ガス・水道の使用量など、各設備で対象とする管理項目を選定する。

  • 待機電力や実稼働電力などのエネルギーの使用状況を把握していない設備については、使用エネルギーの大きさなどから、計測機器の設置について検討する。

④FEMS(工場エネルギー管理システム)を導入する。

  • データの監視結果は、原単位(=エネルギー実績/生産数)で見える化して示し、社内で共有化ができるようにする。

  • 無駄なエネルギー使用などの運用改善策や省エネ設備導入などの設備改善策などについて、社内で話し合う。

⑤工場エネルギー管理システムの条件設定等する。

  • 設備管理者と共に、工場内のエネルギー使用を適正に保つために必要なエネルギー使用量を求め、無駄なエネルギーを使用しないような設定条件を工場エネルギー管理システムにセットする。

  • 工場エネルギー管理システムのセット条件はメーカに依頼してもよい。

⑥効果を確認する。

  • 実施前後のエネルギー使用量を比較し、効果を確認する。

  • 効果の確認結果については、全社で情報を共有する。

出典

東京都「地球温暖化対策報告書作成ハンドブック」(平成28年3月)

環境省

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