業務部門の指針(対策メニュー)

業務部門

オフィスで温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

エアフローウィンドー等の導入

対策の目的

  • 窓からの熱流出及び流入は、空調負荷(冬期の暖房負荷、夏期の冷房負荷)の増加につながるため、ブラインドによる日射遮蔽が一般的に行われているが、ブラインドにあたった日射の一部はブラインドの温度を上昇させ、室内負荷となる。そのため、日射による空調負荷を最小限に抑えるための方策として、エアフローウィンドーやダブルスキンなどの窓周り空調システムがある。

  • エアフローウィンドーは、二重ガラスの窓の間にブラインドを設置するとともに空調の換気を通し、窓面から進入した日射によるブラインド発熱を排出するシステムである。大幅な省エネルギーと窓際の温熱環境改善を同時に達成することが可能である。

  • ダブルスキンは、外壁の外側にもう1層の外壁(ガラス)を設けることにより外壁を二重(ダブルスキン)構造にするもので、2層間の空気層は、熱的な緩衝帯となり、冷暖房負荷の低減が可能となる。

対策の概要

  • ダブルスキンは、建物外壁の一部、または全面をガラスで覆う建築手法であり、図1のように、外壁とガラスとの間にできた空間を季節に応じて換気などの運転モードを切り替えることにより省エネルギー効果が得られる。

図解:ダブルスキン構造の建物における省エネ効果

図1 ダブルスキン構造の建物における省エネ効果

  • 外壁を2重化するため、イニシャルコストがアップするが、省エネルギー効果が高いためランニングコストが低減し、LCC評価は高くなる。ただし、ダブルスキン内部には日射遮蔽用のルーバーやブラインドを設置するため、これらの清掃やメンテナンスが可能なように考慮する必要がある。

実施上の留意点

  • 個々の計画に最適な窓システムや外装を計画することが必要である。イニシャルコスト・ランニングコスト・CO2排出量低減効果を総合的に判断する必要がある。

  • 外気導入に伴い、窓やブラインド部が汚れるため、導入にあたっては、汚れにくい素材を採用することや、清掃のし易さに配慮する必要がある。

出典・参考文献

【出典】
図2-3-45:日比谷総合設備株式会社ホームページ

【参考資料・文献】

  • 日比谷総合設備株式会社ホームページ

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