手元スイッチでの照明点灯は消し忘れることが少なくない。このため、不在時には自動的に消灯する人感センサー方式を導入し、照明器具の「ON・OFF」又は、「100%点灯から25%(30%)」への点灯を自動制御で行い、照明電力消費の削減を図る。
利用時間の少ない廊下、ホール、トイレの無駄な照明や消し忘れ防止のために、人感センサーを設置し、点滅を自動化する。また、外灯は自動点滅器とタイマーを組み合わせて、照明制御する。
人感センサーの感知範囲を確認する。
トイレブース等小部屋の感知漏れを留意する。
トイレ(空間)の形状によっては、感知エリアから外れるスペースが生じるため、取り付け時には、トイレの出入り口が感知エリア内に入るよう、センサーの取り付け位置に注意する必要がある。
太陽光線等の強い光や高い熱、また無線等による電波障害で誤作動する場合がある。
防災上や防犯上、さらには警備上導入できない場合がある。
トイレの照明制御に人感センサー方式を導入し、トイレ照明での消費電力が20%程度削減すると仮定。
①電気消費量の削減量:5.32〔千kWh〕
②CO2排出量の削減量 :2.9〔t〕
【出典】
図1、2:コイズミ照明株式会社 ホームページより
【参考資料・文献】
コイズミ照明株式会社 ホームページ