業務部門の指針(対策メニュー)

業務部門

オフィスで温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

エネルギー消費効率の高い給湯器への更新

対策の目的

  • 給湯器の更新の際には、省エネルギー性能の優れた高効率給湯器を導入し、給湯エネルギー消費量やCO2排出量の削減を図る。

対策の概要

  • 近年、省エネルギー性能の優れた給湯器が数多く商品化されている。以下に代表的な例を示す。

①業務用高効率冷媒 CO2ヒートポンプ給湯器(エコキュート)

外気の空気熱のエネルギーを利用するしくみであり、燃焼式給湯システムに比べ、省エネ効果が高く、CO2排出量も約60%程度削減可能な給湯器。出湯温度90℃を可能にした新システム。

図表:冷媒 CO2ヒートポンプ給湯器のしくみ

図1 冷媒 CO2ヒートポンプ給湯器のしくみ

②空冷式ヒートポンプ給湯機

オゾン層破壊防止のため、新冷媒HFC407Cを使用し、出湯温度70℃を可能とした新システム。

③潜熱回収型高効率ガス給湯器

耐腐食性に優れたチタン製、SUS製等の二次熱交換器を搭載することで、排気ガス中の水蒸気の持つ潜熱を有効利用が可能となり、従来80%程度であった熱効率を約95%程度まで向上することが可能。

図表:潜熱回収型給湯器のしくみ

図2 潜熱回収型給湯器のしくみ

実施上の留意点

  • 更新する給湯器は、エネルギー源としてガス・電気のどちらを選択するか、また、負荷パターンをもとにコスト試算、メンテナンス性を考慮して決定することが必要である。

  • ヒートポンプ給湯器は、夜間電力を活用し湯を沸かすため、貯湯槽が必要となる。

導入効果

試算の前提※「エネルギー消費原単位管理ツールESUM」を活用(P18.19参照)

給湯器を真空式温水ボイラから潜熱回収型温水ボイラに更新し、熱効率が15%程度向上すると仮定。

①ガス消費量の削減量:0.58〔千㎥〕
②CO2排出量の削減量 :1.2〔t〕

出典・参考文献

【出典】
図1:(財)ヒートポンプ・蓄熱センター ホームページより
図2:有限責任中間法人 都市ガス振興センター ホームページより

【参考資料・文献】

  • 「建築・都市エネルギーシステムの新技術」(社)空気調和・衛生工学会発行、 ㈱丸善(H19年10月)

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