業務部門の指針(対策メニュー)

業務部門

オフィスで温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

熱源機の運転圧力の適正化

対策の目的

  • 蒸気ボイラの運転圧力設定を二次側機器への必要供給圧力以上に上げて運転している場合があり、熱源エネルギーを過剰に消費している。

  • このため、二次側負荷の状況に応じて運転圧力を調整し、過剰圧力による過剰燃料消費を抑制することで、燃焼エネルギー消費量、熱損失によるエネルギー消費量やCO2排出量の削減を図る。

対策の概要

  • 一般的に、ボイラ運転圧力が0.1Mpa変わることにより、燃焼効率は0.16%変わると言われており、二次側機器の必要圧力や温度を確認しながら、減圧弁で蒸気ボイラの供給圧力を調整する。

  • ボイラと全ての二次側機器に減圧弁が設置されている場合は、調整が容易である。

【実施手順】
①各供給点と減圧弁装置の設定圧力を確認
※設定圧力は竣工図、機器納入仕様書等で確認する
②ボイラ運転圧力と二次側圧力に差があることを確認
③ボイラ運転圧力の調整
※ボイラ運転圧力を段階的に下げ、各供給点が所定圧力になるように調整
※二次側供給圧力の最も高い圧力を必要とする場所の所定圧力が下がり始めた時点が作業終了の目安となる。

グラフ:ボイラ圧力と燃焼効率

図2-1-2 ボイラ圧力と燃焼効率

実施上の留意点

  • 減圧弁を通さず蒸気を使用している機器や貫流ボイラの場合は実施が難しい。

  • ボイラの運転圧力設定の変更は容易であるが、変更に際しては設備定格及び各供給点の設定蒸気圧力の確認、減圧弁装置の調整が必要である。

  • 目盛と実際作動圧力には若干の誤差があるため、必ず実機での作動確認を行う必要がある。

出典・参考文献

【出典】
図2-1-2 :「新版 省エネチューニングマニュアル」
経済産業省委託事業/(財)省エネルギーセンター(H20年3月)

【参考資料・文献】

  • 「新版 省エネチューニングマニュアル」
    経済産業省委託事業/ (財)省エネルギーセンター(H20年3月)

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