業務部門の指針(対策メニュー)

業務部門

オフィスで温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

熱線吸収ガラス・熱線反射ガラス等の高断熱ガラス・二重サッシの導入

対策の目的

  • 窓からの熱流出及び流入は、空調負荷(冬期の暖房負荷、夏期の冷房負荷)の増加につながるため、高断熱ガラス・サッシを導入することにより、空調負荷を低減するとともに、建物からのCO2排出量の低減を図る。

対策の概要

  • 高断熱ガラスとは、2重、3重といった複層ガラスと、特殊な金属膜をガラス面にコーティングして断熱性能や遮熱性を高めた高性能ガラスを組み合わせたものである。

  • ガラスは、その特性により使用する地域開口部の方位で省エネルギー上の適性が変わるため、使用地域、方位に適合したガラスの品種を選定する必要があるが、高断熱ガラスは、地域、方位に影響されない。

  • 外壁の断熱性能はPALで評価でき、熱貫流率と日射侵入率がともに小さなガラスを使用することが冷暖房PALの低減に効果的である。

  • 窓ガラスを高断熱化する方法には、ガラスの複層化と二重サッシなど、サッシそのものを複数にする方法があり、既存サッシを複層ガラスサッシに変更する場合は、①既存のガラス溝に適合する複層ガラスを用いるか、②ガラス溝の広いアタッチメントタイプの枠を用いる。

実施上の留意点

  • 複層ガラスの封着部には有機材料が使われているため、半永久的に性能が維持されるものではない(保証例 10 年)。

  • 封着材が劣化すると空気層の密封が保てなくなり、結露しやすくなるため、空気層内に結露が発生し始めたら交換が必要である。

費用回収年数

△:10年超

導入効果

試算の前提※「エネルギー消費原単位管理ツールESUM」を活用((財)省エネルギーセンター ホームページ参照)

窓ガラスを、普通ガラス6mmから複層ガラスLow-eに更新したと仮定。

①ガス消費量の削減量:3.56〔千m3〕
②電気消費量の削減量:28.76〔千kWh〕
③CO2排出量の削減量 :23.3〔t〕

出典・参考文献

【出典】
図1,2,4:日本板硝子株式会社 ホームページより
図3:日本フクソ-ガラス株式会社 ホームページより

【参考資料・文献】

  • 「大阪府建築物の環境配慮技術手引き」大阪府住宅まちづくり部 公共建築室計画課 計画・保全グループ

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