業務部門の指針(対策メニュー)

業務部門

オフィスで温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

インバータ制御システムの導入

対策の目的

  • 既設エレベーターの制御装置を主体に更新を図ることで、搬送用エネルギー消費量(消費電力)やCO2排出量の削減を図る。

対策の概要

  • 既設エレベーターのモータやエレベーター制御盤をはじめとするセンサー、ケーブルなどの制御機器の交換などの制御更新を行う。

  • 制御システムは、モータの回転速度や出力トルク等を調整するインバータ制御や、下降運転時に重力によりモータが回されて生じる回生エネルギー*1を電源に回生する電力回生制御を導入することにより、消費電力を抑える。
    *1:一般的には発生エネルギーは抵抗器によって熱で消費していた。

  • なお、インバータ制御方式を導入することにより、エレベーターの走行がスムーズ*2になり、運行時間が短縮できることから、搬送エネルギー(消費電力)の削減につながる。
    *2:従来型のようにブレーキをかけて停止させるのではなく、モータの回転数をきめ細かく制御することでスムーズな走行を実現

実施上の留意点

  • 制御システムの更新であっても一定期間エレベーターを停止する必要があることから、停止期間の調整やテナント等への協力要請や停止期間の周知などが必要となる

費用回収年数

○:概ね5年以内

導入効果

試算の前提

  • エレベーターの形式、台数:リレー式 (13人乗り、分速60m)、モータ容量10kW、3台

  • 運転時間:12h/日×260日/年=3,120h/年

  • 平均負荷率:40%

  • インバータ制御化による電力削減率:50%と仮定。

①電力消費量の削減量
=10kW×3台×0.4×0.5×3,120/年/1000=18.72千kWh/年
②CO2排出量の削減量(t)
18.72(千kWh)×0.555(tCO2/千 kWh)≒10.4(t)

出典・参考文献

出典
図1:東芝エレベーター株式会社 ホームページより

【参考資料・文献】

  • 東芝エレベーター株式会社 ホームページ

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