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省エネ改修とは

省エネ改修を巡る市場動向/オーナーとテナントの認識

省エネ改修に対するオーナーとテナントの認識

テナントが入居ビルを選定する要件について、テナントに回答を求めたものと、オーナーによる想定での回答を求めたものの比較を行いました。
約3割のテナントが入居要件に「光熱費」を重視しており、これはオーナーの想定よりも、より重視されているという傾向となりました。

表.テナントの入居選定要件

この表は入居選定の要件について、オーナー側、テナント側の双方の回答を表しています。

アンケート調査の概要

オーナーを対象としたアンケート調査

  • ビル関連団体等の協力を得て、オーナーあるいは管理会社経由にてアンケート調査票を配布、回収した。
  • 有効回答は211オーナー(338棟)。調査対象は延床10,000m2以下の中小規模のビルとした。
【主な設問の内容】
  • 企業概要(企業の属性、環境ISO等環境への取り組み、ビルの所有状況等)
  • 意識(ビル改修への意識、環境性能への関心、「テナント意識」への意識等)
  • 保有ビルの概況(ビル概要、空調方式、契約形態、修繕計画等)
  • ビルの環境性能に係る事項(省エネ改修の実績、効果・影響、今後の取り組み、見える化への取り組み状況等)

テナントを対象としたアンケート調査

  • 全国事業所から無作為抽出した事業所及び、ビル関連団体等の協力を得て、アンケート調査票を配布、回収した。
  • 有効回答は1,054テナント。
【主な設問の内容】
  • 企業概要(企業の属性、環境ISO等環境への取り組み等)
  • 入居ビル概要(規模、築年数、空調方式等)
  • 保有ビルの概況(ビル概要、空調方式、契約形態、修繕計画等)
  • 契約形態(賃料、光熱費の徴収方法、入居形態、テナントによる改修工事の有無等)
  • 入居選択行動の要因(入居の決定要因と環境性能の関係、省エネと賃料負担、各種性能基準への関心、オーナーへの要望等)
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