私たちにできること

● 国・自治体の取組

● 企業の取組

● 市民の取組「環境にやさしい生活ガイド」

● 取組と効果の紹介

● 環境庁提唱行動 〜地球温暖化を防ぐ4つのチャレンジ〜


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地球温暖化防止京都会議 環境庁提唱行動

 〜地球温暖化を防ぐ4つのチャレンジ〜
地球温暖化対策を確実に進めるためには、私たち皆が積極的に防止対策に取組むことが不可欠です。環境庁では、私たちが日常生活や仕事の場で自主的に取組むことができ、その手応えを得られるような取組を、「4つのチャレンジ」として提案しています。一人ひとりの取組みだけでなく、省庁や地方自治体、民間団体などにも、自発的な協力を呼びかけています。




 
環境家計簿にチャレンジ

 地球温暖化を防ぐためには、まず、身の回りの生活を見直すことから。環境庁は、家庭でのCO排出量がわかる「環境家計簿」を作成し、直接または地方公共団体を通じて希望の方々に配付します。家庭で排出されるCOの量は、日本全国で出されるCO総量の約2割。家庭からの排出が増えCO2減らしが困難になっていて、家庭での対策が強く期待されています。家計費の節約を励みにしながら、家庭からのCOを10%削減することを目指していただく「環境家計簿」。入手した御家族からは、事務局である環境情報科学センターに実践報告を寄せてもらい、将来には家庭の環境保護活動についての診断やアドパイスを行う事業に進む予定です。初年度である平成8年は、6月18日(火)に広島で「第1回環境家計簿運動全国大会」を開催し、「環境家計簿宣言」を行い、この運動への全国の人々の参加を募ります。

 
グリーン・オフィス、エコ商店にチヤレンジ

 環境庁は、国の率先実行計画の技術的ノウハウと一般事業者向け「環境活動評価プログラム」を材料に、環境への負荷をより少ないものとする自主的な取組を工場やオフィス、商店に呼びかけます。このため、環境月間に全国各地の青年会議所や商工会議所あるいは地方公共団体に呼びかけ、幅広く事業者の参加を促します。このような取組のなかで、グリーン・オフィスやエコ商店として、優秀な成果をあげた事業所等について表彰制度を新たに設けます。なお、あわせて関係の団体に事業者向けのグリーン・オフィスやエコ商店などに関する学習会等を開いていただくこと、グリーン・オフィス等の全国会議を開催することも検討しています

 
1日1万歩にチヤレンジ

 日常生活で安易に自動車に頼らずに、毎日を快適に過ごせるように。環境庁は、歩くことの楽しさを発見し、足を鍛え、歩く習慣を身につけるための「1日1万歩にチャレンジ」キャンペーンを実施します。平成8年の環境月聞においては、地方公共団体、歩け歩け運動団体の協カにより、全国でたくさんの「ウォーキングの集い」が開催されます。また、平成8年から自然の中でのウォーキングを愛好する人達に「自然歩道調査通信員」になっていただき、自然歩道に関する情報を収集・集積し、住民からの様々な間い合わせに応えられるような体制の整備を進めていきます。さらに、「野の道、山の道、海辺の道百選」を選定します。

 
アイドリング・ストップにチャレンジ

 環境を守るために、ドライバーの皆さんの協カを。環境庁は、平成8年の環境月間より、自動車の駐・停車時における不必要なエンジン使用の中止を訴える「アイドリング.ストップ運動」を展開します。大気汚染防止や騒音・悪臭防止はもちろん、地球温暖化の元となるCOの排出を大幅に抑制できる「アイドリング・ストップ」。平成8年のキャンペーンを契機に、12月の大気汚染防止推進月間等も視野に入れて、継続的に運動を進めていきます。また、地方公共団体や公営交通当局、さらに運輪事業者などと連携を取って、すべての主体が自主的に取り組む実践活動を進める運動として展開します。

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