1. | 日時 | 平成15年8月27日(水)14:00~16:50 | |||
2. | 場所 | 経済産業省別館9階 944号会議室 | |||
3. | 出席者 | ||||
(小委員長) | 岩槻 邦男 | ||||
(委員) | 阿部 永 | 大塚 直 | 加藤 順子 | ||
鷲谷いづみ | |||||
(専門委員) | 石井 実 | 太田 英利 | 大矢 秀臣 | ||
小林 正勝 | |||||
(環境省) | 小野寺自然環境局長 | 小沢審議官 | 盛山総務課長 | 名執野生生物課長 | |
黒田自然環境計画課長 | 上杉生物多様性企画官 | 山岸野生生物課長補佐 | |||
4. | 議事概要 |
○ | 参考人野上ふさ子氏、山口千津子氏、長嶺隆氏より「動物愛護と倫理の問題について」説明。その後3参考人と小委員会委員との意見交換。 |
→哺乳類・鳥類・爬虫類まで。1999年の法改正の際に爬虫類が追加された。しかし、多くの熱帯魚等が売られている現状を省みて、次回の法改正のときには、再検討するよう附帯決議されている。
→本来は野生であるのに繁殖個体だと偽って輸入されることがある。また、捨てられて野生化する場合には、繁殖個体でも野生個体でも関係ないので、原則として両方とも輸入を制限するのが好ましい。
→そういう部分があることは間違いない事実であるが、適正な飼い方、本来飼える動物なのかどうかの判断がないため、むちゃくちゃな状態になっている。
→情報公開をすることと、専門家だけではなく市民も交えて議論をし、合意形成をすることが大切。
→本当に正しい解決であれば、そんなに時間はかからないのではないか。そのためには、きちんとした手続きで、みんなが納得して賛同出来るような仕組みを作ることが必要であり、そうでないと長い目で見たときに成功しない。
→生態系からの排除という言葉が分かりやすい。言葉が持つ社会的イメージに対して配慮が必要。
→希少種を食べていた事例は実際にあるが、猫ほどの狩猟能力がないということ、人間に付いてきてそのまま捕獲されてしまうということがある。
→九州地区の獣医師連合会で作っているヤマネコ保護の協議会では、対馬と西表で不妊化手術、普及啓発、登録制度の活動を毎月行っている。
→十分室内で飼える。
→痛みや苦しみを感じる分類群に限定されるのではないか。
○ | 事務局から、「移入種対策小委員会中間報告案の考え方(案)」資料1、参考資料についての説明。 |
以上